正しい革靴の選び方(靴と足を知る編)
小さい頃から、靴だけは良い物を身につけるんだよ。良い靴は良い所に連れて行ってくれるから。
と、フランス人のような教育を受けてきたaliaeです。
中高生の時はスニーカー、大学生の時はブーツに集めにハマっていました。
そして社会人になった今、革靴にハマっています。笑
中高生の時には革靴ダセー。安いのも高いのも変わらんだろうと思っていたのですが、
革靴がメインの履物となった今、革靴大好きになってしまいました。
スニーカー、ブーツ、そして革靴と靴好き遍歴を辿ってきましたが、革靴が一番楽しいですね。
どのメーカーも基本的なデザインは一緒、素材や細部が違う。履く程、味が出て。メンテナンスする程、輝いて。
革靴にまあまあハマった私は、金が無い中革靴をかなり試着したり購入してきました。
多くのサイズが合わない靴と出会い、少しのサイズの合う靴に出会ってきました。
最近は靴の外形を見ただけで、足に合うかある程度分かるようになってきました。笑
そんな私が紹介する正しい革靴の選び方をご紹介したいと思います。
正しい靴選ぶには
①自分の足を知る。
②靴の形を知る。
③自分の足に合った靴を知る。
この3ステップが必要だと考えております。
①自分の足を知る。
革靴でもスニーカーでも構いません。今まで靴を履いた時に、どの部分に不快感を覚えましたか?
小指が痛い、踵が食い込んで痛い、甲がゆるい…等々出てくるでしょう。
悩みは下記のように
小指が痛い言い換えることが出来ます。
→小指が大きい(長い)為、前足部(特に小指側)にゆとりがある靴が良い。
踵が食い込んで痛い
→踵が大きい為、踵が大きめの靴が良い。
甲がゆるい
→甲が薄い(狭い)為、甲が低い(ワイズが細い)靴が良い。
どうでしょう。これだけでも自身の靴選びのカルテが出来ますね。
②靴の形を知る。
ステップ①を踏まえた上で、ご自身の靴を見てみましょう。
履き心地がいい靴、悪い靴それぞれあると思います。
靴の履き心地をポイント毎に分解して、靴の特徴と照らし合わせましょう。
ステップ①で上げた単純な部位の大小に加えて、新たな面が見えてくると思います。
例えば、
内側にカーブした靴よりストレートに近い靴の方が合う。
甲の幅は広いけど、高さがない靴が良い。
とか出てくると思います。
ここまですると、どんな靴が足に合うのかかなり見えてくると思います。
③自分の足に合った靴を知る。
最後のステップになります。
ステップ①、②での情報をもとに、どんな靴が足に合うか想像してください。ここまで上手くできているとかなり正確にイメージできると思います。
これは私の場合になりますが、
・小指が大きいのでつま先に余裕のある形状。
・足の幅は並~やや大きい
・甲の高さは並みであるが、甲自体は薄いので、甲の高さを出しつつ甲の外側を削っている形状
・踵は小ぶりであるが、極小ではないので、やや踵が小ぶりのものが良い。
・ストレート形状より、やや内側にカーブしているほうが合う。カーブが強すぎると小指があたるのでNG
と出てきます。私はかなり試してここまでたどり着いたので、すぐにはここまで出来ないとでしょう。
そして、これらをまとめて文章にすると長くので割愛しますが、どんな靴が合うかはもうわかりますね。
あとはそれらの特徴に合致しそうな靴を選ぶだけです。
試着していく中で靴カルテの合っている所、間違っている所が見えてくるでしょう。都度、靴の形状と足の感覚をしっかり覚えてカルテを修正するだけです。
革靴に3-5万出せるなら、この方法を実践するとフィットする革靴に出会えます。
また、革靴は履くにつれてフィッティングが変化していきます。革靴の変化も考えた靴の選び方は、正しい革靴の選び方(革靴の変化を知る編)にて紹介したいと思います。
一度足に合う革靴を履くと、忘れられなくなるはずです。
革靴のフィッティング、サイズ感に悩んでいた方は、是非試してみてください。
では。